現在移転中の為、利用者の皆さまにはご不自由をかけていると思いますが、
サイトやブログの更新も出来ていなかったので
この機会に更新作業も進めていこうと思います。
移転先に際して重視することは、継続出来るスタイルを確立することです。
どこで、誰を対象に、何をするのか・・・
私たちはひきこもっている子どもさんを抱えるご家族の支援に始まり、
家を一歩出た方の受入れ~就労までのプロセスをお手伝いしています。
様々なタイプの方がおられる中、それをサポートするスタッフには
それ相応の専門知識や経験が求められます。
ちゃんと要所要所で働き掛け、様々なステップを見守り、一歩を促し・・・
その方が前に進んでいくには、何が必要で何を取り除けば良いかを見極め、
試行錯誤を繰り返しながら一緒に未来への可能性を探しています。
数名が関わるグループの中では、
他者理解を深めつつ、他者の中で自己理解を深める為の
ファシリテーター(進行・促進役)という役目を果たします。
自己効力感を育む場として、又気づきの場として、
居場所は大きな効果を発揮します。
その為には空間の作り方も大切ですし、
何より場の雰囲気というものがあります。
どりぃむスイッチには、大切に皆で作ってきた空間がありました。
ピア・サポートの力とファシリテーターの働きかけが作用し合う場。
こんな場が欲しかった!を実現したと思っていますし、
その結果効果も出ているのですが
次の課題はいかに継続させることができるかです。
自助の力、ピア・サポートだけなら
コスト的には比較的継続しやすいでしょう。
けれどやはり信頼できる支援者の存在も必要です。
昨日、赤い羽根共同募金の会議がありました。
この度の移転やその他もろもろに時間を取られ・・・と言ったら言い訳になりますが、
寄付金集めは不甲斐ないことにダントツの最下位!
折角県内12団体に選んで頂いたのに、これでは申し訳ありません。
「一人でやらないで、スタッフ・協力者・仲間で一致団結してやってくださいね」
そう事務局長さんに言葉をかけて頂きました。
寄付金集めはなかなかハードルの高いことですが、
お願いしないことには始まりません。
応援してくださっている皆さんや、
まだ私たちの活動を良くご存じない皆さんのところへ伺い、
赤い羽根の共同募金会さんに作って頂いた
郵便局の振込用紙を持参して3月31日まで
一生懸命お願いに歩こうと思っています。
私たちが大切に作ってきた居場所を継続するための資金集めです。
丁寧に活動の内容や意味をお伝えし、
一人でも多くの方の応援を頂けるよう頑張りたいと思います。
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