福山ばらの会

家族を支えるプロジェクト
聴くだけもOKです
子どもがひきこもりがちで前に進めないでいる。
そんな状況の中で「これからどうすればいいんだろう?」と悩んでいる家族の方を支える場です。
家庭の悩みは相談しづらく、話しても分かってもらえないと思うかもしれません。
けれど、相談しにくい悩みも、同じ立場の人同士なら話しやすいのではないでしょうか。
人に話すことで、肩の荷をおろすことができたり、自分や家族について理解を深めることができます。
また、人の話を聞くことで、共感し、参考にすることができます。
ばらの会は「まず親が変わろう」という考えのもと活動しています。
家族に焦りや迷いがある状態では、子どもはプレッシャーを感じてしまい、次の段階に進めません。
家族が変わることで、子どもはプレッシャーから解放され、ゆっくり自分のことを考えられるかもしれません。

お互いの思いを共有する
ばらの会では、なにを話しても大丈夫です。また、無理に話さなくても大丈夫です。
「最近どうですか?」そんな声から会が始まります。
自分が近況や悩みなどを話し始めると、他の人は耳を傾けます。
ばらの会ではお互いの話を肯定的に受け止め、人のひみつは守る約束です。
安心して自分の思いを共有してください。
話し終わったら、他の人から「前回よりもお母さんの顔が明るくなりましたね」「私にも同じような時期がありました」といった感想をもらいます。
このように、1人が話す、他の人が感想を言うという過程を繰り返し、親同士が支えあえる場を提供します。

次のステップへの情報を得る
親同士の交流を見守るのは、10年以上若者支援をしてきた経験を持つファシリテーター。
それぞれの状況に合った情報があれば、会の最後に共有します。
ばらの会を運営しているNPO法人どりぃむスイッチは、ふくやま地域若者サポートステーション(通称サポステ)も運営しています。
サポステは若者の就労支援をしており、働くうえでの悩みごとの相談や、キャリアカウンセリングを受け付けています。
ばらの会は、サポステとつながりがあるので就職についての情報を得ることもできます。
ばらの会に参加していた方のお子さんがサポステに来られることもあり、動きたくなった段階の支援につながりやすい環境です。
さらに、医療や福祉など外部機関に関する情報についても、必要に応じて提供しています。

福山ばらの会の概要
日 時:毎月第3日曜日 13:00~15:00
※開催日時は変わるときもあるのでHPでご確認ください
場 所:NPO法人どりぃむスイッチ事務所
参加費:1 回 500円(2023年10月~2024年3月まで無料)
・今後「不登校親の会」の単発開催も検討中です。
・以前は特定非営利活動法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会の支部でしたが、現在はNPO法人どりぃむスイッチが独自に運営しています。
参加に迷っている方へ
10~20代の子どもを持つお母さんが中心に参加しています。
もちろん、子どもの年齢は問いませんし、お父さんや夫婦での参加も歓迎しています。
参加者は数人なので、話しやすい雰囲気です。参加している方から次のような言葉を聞きます。
「他では話せない話ができて、心が軽くなる」
「他のお母さんの言葉や姿勢に気づかされるものがある」
「ここで話そうと思って1か月頑張れます」
人によって得られているものはそれぞれですが、皆さん回を重ねるうちに変化しているのを感じます。家族だけで悩みを抱えると、閉塞感を感じ、前に進めなくなってしまうこともあります。
ばらの会に参加して、同じ立場の人たちとつながってみませんか?
まずは見学だけでもよいので、お気軽にお問合せください。
また、ばらの会への参加はハードルが高いけれど、誰かに話を聞いてほしい。
そんな方には個別カウンセリングもございます。ご利用案内からご確認ください。

 

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