「しっかりと理解しながら深く聴く」ということに取り組むために、ナラティヴ実践協働研究センターの横山克貴さん、白坂葉子さん、国重浩一さんをお迎えして、全6回のワークショップを開催させていただくことにしました。
ナラティヴ・アプローチ、ナラティヴ・セラピーに長く取り組んで来られた講師の方々から、直接学べるとても貴重な機会です。そうして、このワークショップは、傾聴を初めて学ぶ方にも取り組みやすい構成になっています。まずはしっかりと自分の声を受け取ってもらう心地良さを体感することから、一緒にやってみませんか。
どりぃむスイッチの対人支援において最も大切にしたいことは、その人の声を大切にすることです。
「その人の専門家はその人」「すべてはその人の声からはじまる」という考えをベースに置き、傾聴の姿勢を何より大切にしたいと思っています。
けれど、これは意外に難しいものです。
相手の言葉を聴いているうちに、自分の中にさまざまな反応が起きてくるからです。いろいろな疑問、分からないと感じることや、聴いている自分自身の感情などで、いつの間にかいっぱいになり、良かれと思って、余計な質問、勝手な言い換え、少しお節介なアドバイスなどを、無意識のうちに行ってしまうことも多いのではないでしょうか。
そんな反応に触れると、話し手は、自分のことを分かってもらえないとガッカリしたり、話すことをやめてしまったりします。相手の話をきちんと理解しながら、ありのままに聴くということは、実はかなり意識しないとできないことなのです。学び続けることの大切さはそんな難しさにあります。
ぜひ多くの方と一緒に学びたいと考えています。皆さまのお申し込みをお待ちしています。
お問い合わせは事務局まで
NPO法人どりぃむスイッチ事務局
Tel:084-971-4865