シェアハウスの運営を応援してください!

児童養護施設出身者等、親を頼れず一人立ちしようとする若者のためのシェアハウスを、2020年3月に開所しました。

シェアハウス開所にあたっては、共同住宅(寄宿舎)として、建築基準法、消防法に沿ってリフォームが必要です。壁を不燃化等にて建築基準法に適合させ、非常灯や火災報知器をつけなければいけませんでした。
それらの資金を募るため、クラウドファンディングを下記のとおり実施しました。

寄付金合計 643,000円(のべ43名)

  • 株式会社アースデイ・システム 様
  • カネト水産株式会社 様
  • 株式会社キャリア開発サポーターズ 様
  • 深江特殊鋼株式会社 様
  • 深江特殊鋼株式会社親睦会 様
  • 結絆福祉会 様
  • 安孫子 健輔 様
  • 石井 喜美江 様
  • 石井 美和 様
  • 井上 円 様
  • 大西 理恵 様
  • 鶏内 秀明 様
  • 国重 浩一 様
  • 倉迫 昭宏 様
  • 齊藤 かおり 様
  • 佐藤 千幸 様
  • 白坂 葉子 様
  • 園木 紀子 様
  • 豊田 隆宏 様
  • 灰谷 孝 様
  • 原田 憲太郎 様
  • 野村 克樹 様
  • 花田 知希 様
  • 花田 直樹 様
  • 花田 麻由美 様
  • 本谷 美穂 様
  • 前田 真知子 様
  • 室屋 絢子 様
  • 横山 克貴 様

皆様のあたたかいご協力に心より感謝申し上げます。

★ 開所資金のためのクラウドファンディング ★

【開所資金のための12月月間クラウドファンディング】

サポーター募集チラシ(PDF)

ご支援について

ご支援は選んでいただくことができます。

★資金の応援★

◆資金の応援

銀行振り込み

広島銀行 福山営業本部支店
普通預金 3727760
特定非営利活動法人どりぃむスイッチ
理事長 中村友紀

クレジット(月額500円~)

マンスリーサポーター(コングラント)

◆ボランティア

ピアホーム定期メンテナンス(女性限定)

TEL:084-971-4865

◆物品の応援

服やお野菜、お米など、
お家に眠っている物や余っている物はありませんか?

お問い合わせは、下記まで

TEL:084-971-4865

〒720-0066
広島県福山市三之丸6-5 三之丸ビル3階
NPO法人どりぃむスイッチ
担当:中村

皆様のあたたかいご支援ご協力、よろしくお願い致します。

未来に向けて一歩踏み出そうとする子ども若者に、
皆様からの温かい支えがあることを伝え、
困ったときは、助けてくれる誰かもいるということを、
知ってほしいと思います。

シェアハウス開所の背景

私たちの法人が退所児童等アフターケア事業所カモミールを開所して4年間の間に、
施設を退園してから、または退園時に、住む場所に困るという問題に何度か出会ってきました。

「昨日の夜はコインランドリーにいたから寒くなかった。」
と聞き、今夜過ごす場所を心配することや、
「来年卒業する子の住む場所が無いので、寮のある会社がありませんか?」
と施設の先生からお聞きすることもありました。

児童養護施設等、虐待の被害に遭った子どもたちや、諸事情により家族と暮らせない子どもたちを守る制度を『社会的養護』と言いますが、
そんな、社会的養護の保護のもとで暮らしている子どもたちは、
基本的に18歳になると、その守られていた環境からいきなり社会に出ることになってしまいます。
社員寮のある会社に就職したり、施設の先生方が協力して借りた賃貸住宅で一人暮らしをしたりするのですが、
お金の管理が上手にできなかったり、仕事になじめず離職してしまうことで家も仕事も同時に失ったりすることがあります。

児童養護施設等で暮らし、退所に備える子どもたち

児童養護施設(里親家庭、ファミリーホーム、自立援助ホーム、児童自立支援施設等も含め、以後施設等という)には、虐待の被害に遭った子どもたちや、経済的な理由などさまざまな事情から家族と一緒に暮らせない子どもたちが暮らしています。虐待についてのニュースが大きく報じられる昨今ですが、ネグレクト(育児放棄)を含む児童虐待は、どこか遠くの話ではなく、私たちの身近なところで起きています。

児童相談所(広島県ではこども家庭センター)に保護された子どもたちが、次に行くのが施設等です。先生や里親さんは、子どもたちが健やかに成長できるよう環境を整え、心のケアをしながら日々見守っています。

施設等には、兄弟も一緒に入所していることもあれば、兄弟の中で一人だけ暮らしていることもあります。長くそこで暮らす子もいれば、一時期だけ暮らす子もいます。そして、入所してからの家族との関係も一人ひとり違っています。

私たちは定期的に児童養護施設に訪問させていただいていますが、どの子も普通の明るい子どもたちです。その子たちと接している内に、なぜ自分がここで暮らすことになったのか、その経緯を子どもたちが明確に把握しているわけではないことや、さまざまな思いを抱えながら、普段はそれを考えないように暮らしていることもあるということを、子どもたちの言葉から少しずつ教わってきました。

施設等の退園が近づいてくると、経済的な事情や、家族関係、受け入れ態勢などが検討されますが、退所した後、元の家に戻すことが困難であると判断されることもあります。そのため、退園後は一人暮らしするかもしれないと想定し、高校生になると、多くの子は学校に行きながらアルバイトをして退園後のための資金を自分で貯めています。また施設内でも一人暮らしの練習などが行われます。

退所時、退所後の問題

少しずつ進学する子も増えていますが、施設を退園する子の約9割は就職します。その場合、社員寮のある求人を探して退園することが多いという現状があります。社員寮のある企業が地域に少ない場合、他県の企業に就職することも珍しくありません。
都会での暮しに憧れるなど本人の希望であれば良いのですが、「友達もいるし、お世話になった施設の先生にも時々会いたいから、近くで就職したい」と子どもたちが思っても、社員寮を持つ企業が少ないことからそれが叶わないこともあります。

「一人暮らしをすれば良いのでは?」そう思われる方もいるかもしれませんが、保証人がいないため賃貸住宅が借りにくい現状があります。家族が保証人になれないことも多くあり、そのような場合、施設等の施設長さんが保証人になってアパートを借りることもあります。

そして施設等で暮らす子どもたちにとって、いきなりの一人暮らしはなかなか大変です。例えば、長い間集団生活を送っていた子にとって、独りになった孤独感は、私たちが想像を絶するほど大きく、その影響からメンタル不調に陥ることもあります。また、心が壊れそうで、向き合ってこれなかったさまざまな思いが、一人になることで無視できないほど重くのしかかってくることもあります。

自分で買い物をする。食事を作る。掃除をする。お金を管理する。朝一人で起きる。そういった経験も、集団生活の中ではどうしても不足しがちです。一人暮らしと新しい職場。大きく変化した環境に一度に慣れる必要があります。その負担はとても大きく、途中で息切れしてしまい、動けなくなることもあると思います。施設にいる間は、同じような境遇の子が周りにいますが、社会に出ると「親に車を買ってもらった」という友人や同僚がいて、どうして自分だけこんなに大変なんだろうと、ピンと張っていた気持ちが切れてしまいそうになる子もいました。そんな時、ふとSNSで知り合った人に誘われて、想像していた自立の道から逸れてしまいそうになることも…。

一人暮らしできそうな力はあるけれど、一人暮らしさせるのは不安。そんな時、社員寮が選ばれやすいのかもしれません。けれど、社員寮は就職の選択肢が極端に限られてしまいますし、退職と同時に住まいを失うリスクもあります。

シェアハウスについて

私たちは、そうした子どもたちに就職の選択肢を広げるため、また見守りサポートのある安心して暮せる住まいとして、シェアハウスを提供したいと開所準備を進めています。この事業はどりぃむスイッチの自主事業のため、施設出身者に限定せず、同じような辛い立場にいる子や、家族から離れて自立することを望む子も受け入れていければと思っています。

一緒に住む子たちが支え合って、少しずつ社会生活に慣れていけるよう、3年を目途に一人暮らしまでのステップをこの家で歩んでほしい。生まれ育ったこの地域に暮らし続ける権利を、少しでも守りたいと思っています。

このシェアハウスにはスタッフは基本的には常駐しませんが、毎日~週1回、入居者の状況を見ながら定期的に訪問し見守ります。(2020年11月の時点では法人代表が同居中)
ルールで縛るのではなく、自分たちで考え、自分も相手も大切にする暮らしを体感してほしいと思っています。それが、入居者がいずれ自分の家族を持つ礎となり、貧困や虐待の連鎖を食い止めることにつながると考えています。それを実現するためには、入居者でいろいろなことを話し合って決めることや、言いたいことをきちんと伝え合うコミュニケーションについて共通認識を持ってもらう必要があると私たちは考えています。私たちスタッフの役割は、見守りつつ、入居者同士の関係性が築けるように、自分も相手も大切にすることができるいように。そして、一般的な生活スキルがある程度身につくようにサポートすることで、そのために精一杯の力を尽くしたいと思っています。

同じ立場の人同士が支え合うことをピアサポートと言います。ピアサポートのある住まいという意味で、ピアホームという名前をつけました。

施設に入るまでの間、大切にされた経験が少ない子たちもとても多く、そのため自分を大切にできないこともありますが、このシェアハウスでは、住まいを提供するだけではなく、上記のように、自分も相手も大切にする暮らし方や生き方を一緒に考えていきたいと思っています。自分や人を大切にできるようになるためには、十分に大切にされた経験が必要だと思います。そのことを、企業や地域の方々に伝える役割も、私たちは担いたいと考えています。

皆さんも一緒に、サポーターとしてお力を貸していただけないでしょうか。
彼らの見せてくれる笑顔は、私たちの心に、温かさや勇気をもたらしてくれます。その笑顔を一緒に支えていきましょう。

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