NPO法人どりぃむスイッチ

Read Article

法人概要

名称 特定非営利活動法人 どりぃむスイッチ
任意団体設立年月日 2012年10月1日
法人設立年月日 2013年9月19日
理事長 中村 友紀
住所 広島県福山市西町一丁目1番1号
TEL 090-4655-3358

代表メッセージ

~感覚の違いについて~

私たちは普段何気なく「当たり前」という言葉を遣っています。けれど、この当たり前という言葉は実はとても曖昧なものだと思います。だから私は「当たり前」という言葉を聞いたら、誰にとって当たり前なことを指しているのかと考えるようになりました。

私が小学3年生の時の事です。飛び込みがとても怖くて、足からソロッとしか入ることが出来ませんでした。不器用で綺麗に水面に入れず、全身がぶつかるようになってしまい痛いというのもありました。ほとんど泳げないというのもありました。けれど、理屈でも説明できないほど足がすくんで動けなくなるのです。頭ではおぼれないことは分かっています。少し痛いくらい何だ!と思います。けれど、どうしても足が動かなくなるのです。「よし!次こそは!」と並ぶのですが、先生が笛を吹いても、また飛び込めない。
情けないやら悔しいやら・・・何かと上手く出来なかった私は、こうしてしょっちゅう悔し涙を流していたように思います。
皆にとっては飛び込めるのが当たり前で普通な状態。けれど私にとっては飛び込めないのが普通な状態なのです。「怖くないから」と言われて何とかなるものではありませんでした。

泳げない子には、夏休みに入ると特別訓練が3日用意されていました。泳げない子だけ集められるので、クラスの中で感じていたような劣等感は感じなかったような気がします。1日目は立つと膝くらいまでしか水が無いプールで息継ぎの感覚を身につける練習でした。水かきをする時に手が底につくので体を支えながら息継ぎができるというわけです。何度も何度も繰り返すうちに、段々と息継ぎの感覚が身についていった気がします。2日目以降は深いプールで練習です。先生がお腹を支えて息継ぎの練習をさせてくれました。少しずつ、少しずつ、支える力を加減していき、自力で息継ぎが出来るようになるまで、ゆっくり付き合って下さいました。
3日目、自力でどのくらい泳げるようになるかの練習です。息継ぎはだいぶ上手く出来るようになっていました。すると、不思議なくらい続けて泳ぎ続けることができました。自分でも、あれ?と思うくらいどんどん続けて泳げます。そうして最後には100m泳げるようになりました。嬉しくて嬉しくて、大きな自信になりました。担任の先生にもわざわざ報告した覚えがあります。私が泳げない原因は、息継ぎが上手く出来ないことにあるという見立てがあり、先生は重点的にそれを克服させたというわけです。
泳げないという固定観念が自分の中にあったのかもしれません。水の中で自分を上手くコントロール出来ないことが恐れに繋がっていたのかもしれません。飛び込むのが怖いという感情もこれ以来克服できたような気がします。

怖さがどこから来るのか?苦しさがどこから来るのか?自分でもなかなか掴めないところがあります。そして、どうすれば良いのかも分からない・・・。
けれど、「怖れるな!」と言うことにはあまり意味がないように思います。

~心と向き合う~

心のことは目に見えず、深く、多様です。
自分にもどうすれば良いのか分からない困難があるのかもしれません。自分の中に眠る自分を見つけたいのかもしれません。何かの答えを探し続けているのかもしれません。

立ち止まっているように見える人は、何もしていないように見えるかもしれませんが、そうではありません。ケアが必要なので休んでエネルギーを貯めている、自分と深く向き合おうとしている、あるいは傷付きが深くて何もできない、自分でも自分を持て余しているということもあり得ますし、自分で決断しようと必死だったり、自分なりに模索中なのかもしれません・・・また、回復しようとしているのに家族が邪魔をしてしまっているということも場合によってはあるように思います。

どうしたいのか。もし困難や苦しさを感じているのなら、どの辺りをどうすれば良さそうかを一緒に考えてみる。時には何かをやってみて、また考える。他の可能性は無いか、今のやり方が最適か・・・話を聞きながら、ゆっくり一緒に歩んでいくように寄添う。
理解して一緒に考える姿勢や、学び続ける姿勢、本人の力が出るように少しだけ調整するような姿勢が大切なのではないかと私は思っています。

理事長 中村友紀

ITスキルアップ支援

Word/ Excel/ Access, Webサイト制作, PHP/ JavaScript 等のプログラミング, CAD, Photoshop & Illustrator 等を勉強できます。

集団適応支援

フリースペースでの会話やSST等で少しずつ対人関係に慣れていくところから始めます。ピア・サポートの場として居場所は最初の一歩に最適です。

相談・就労支援

仕事をする上で必要な基礎的な力の醸成から、適した職業や職場探しまでお手伝いしています。その後の職業人生を上手く築いていけるように支援します。
Return Top